お気に入りのツール
アンテックス(antex)の半田ごて G
アンテックスの半田ごてじゃないと仕事にならないりゅかのこだわりの半田ごてです。
こて台に引っかけて使っているので、職場の方々のネクタイを何本も焼いてしまった悪いやつでもあります。
フォンタックス(FONTAX)のピンセット INOX 2
ピンセット無しでは、不器用になってしまうりゅかの愛用品です。
フォンタックスの INOX 2 を私好みに加工した後、汚れが付着しにくいように鏡面仕上げにしてあります。
ちょっと磁性なのが気になりますが、とても硬くて(RC60くらい?)先端が鈍らないところがいいです。
持つところまで鏡面仕上げにするのは滑りやすいのでピンセットには向いていないということがわかりました(笑)。
りゅかの手作りシースナイフ #003
1989年頃に作った、ナイフ作り3作目の 3.5インチ セミスキナーです。
R.W.Loveless のセミスキナーと杉原渓童の渓流用ナイフに感銘を受けて作り始めました。
どちらの作品も素晴らしいのですが、私には合わないところがあるので私専用に作ったものです。
ATS-34 のブレードに洋白のヒルト、ハンドル材は昼と夕暮れのイメージで片側を鹿の角(写真側)、反対側をスタッグにしてあります。
私の手に合わせてあるので、りゅか専用で、ヒルトの絶妙な曲面が自慢のポイントです。
MOKI のフォールディングナイフ MK-202A と MK-502 ブロッサム と MK-508 エルピス
(他にも KF5 キングフィッシャー5, MK-501 アマランス, MK-2006, MK-502AB 等)
多少の当たり外れはありますが、カスタムナイフ並みに良く出来ている MOKI のフォールディングナイフはりゅかのお気に入りです。
アウトドアの機会が多かった頃は手頃な大きさで研ぎやすい MK-202A (鹿角) を何本か続けて使っていました。
MK-202A が製造中止になった頃にはアウトドアの機会も減っていたのでブレードの材質が ATS-34 で刃持ちの良い MK-501 などアーバニズム シリーズを使うようになりました。
写真の MK-502 ブロッサムは妻からの誕生日プレゼントで、普段愛用しているものです。
白蝶貝にインレイが美しい MK-508 エルピス(
ελπιζ)
も愛用しています。
粗悪な製品が氾濫している中で高品質の商品を世の中に送り出しつづけている MOKI
の益々の発展を願ってやみません。
Leatherman のマルチツール Squirt E4
プロ用の工具に較べるとつくりと仕上げはそれ相応というかちょっと雑に感じられますが、本当に便利です。
研いでカシメて調整して研磨してキーホルダーにつけてエブリデイズキャリにしてしまいました。
プライヤ・ストリッパ・ワイヤカッタはバネ付きのおかげで実用ツールになっています。
420HCのナイフも小型ながら片刃のおかげで精密な実用刃物になっています。
小型の+−ドライバとヤスリもとても便利です。
ちょっとパネルを外して設定変更とかに重宝します。
そもそも Squirt E4 は "Squirt RadioShack" らしいのですが、
もしヤスリの片面が単目の代わりに#1000くらいのダイヤモンドヤスリで、
欲を言えばナイフの鋼材が 154CM|ATS34|VG10 あたりで、
栓抜きの代わりに 8/16" スパナだったら私のような電子・無線技術者的にはほぼ完璧です。
プレミアム版とかで多少高くなってもいいからレザーマンから
電子・無線技術者向けに Squirt ER4 て感じで出してくれないものかなぁ。
Tajima のカッターナイフホルダー LC-301 と OLFA のステンレス刃 SSB5B
と カイ インダストリーズの VS-50
りゅか愛用のカッターナイフです。Tajima のホルダーが薄くて小型で手に馴染んで作業性が良いのでお気に入りです。
ホルダーの先を刃ががたつかないように加工してあります。
ブレードは、色々試したけれど、錆びず欠けにくい OLFA のステンレス刃 SSB5B と
発泡プラスチックや革などにも切味鋭い KAI の 職専 超鋭角 VS-50 を愛用しています。
Mitutoyo?のミニノギスと Yamayo のスケール NS15-01 (現行品は GU15)
JIS1級じゃないミニノギスだけど、それ相当の精度なのでサブスケールを微調整して摺動面を仕上げて愛用しています。
スケールはエッジまで目盛りが入っているタイプが好みです。
写真は20年間くらい愛用しているやつです。
エッジがなまってきてあまり高精度な仕事には使えませんが、大方の用途には現役で活躍中です。
ホーザンのニッパー N-34 とラジオペンチ P-35
N-34 は手に馴染み使いやすくて刃持ちの良い、私好みのニッパーです。刃先を含めて私好みに加工してあります。
一時期、ハンドル材の変更にともなって割れなどのトラブルが発生したりしていましたが、今ではハンドル材の形状変更などの対策が入っています。また安全性向上のため刃元やストッパ周りの形状変更も行われています。
P-35 もまた、手に馴染む使い良いラジオペンチです。先端部を私好みに加工してあります。
りゅかの手作りルーペ(5x, 2群4枚)
電子回路・プリント基板のチェック用のルーペを次の条件、
・明るくて視野が広いもの … 見やすく疲れにくい
・色収差の少ないもの … チェックには必須
・軽量で外側が硬くないもの … 万が一回路に接触しても回路を物理的に壊しにくい
・金属を使用していないもの … 万が一回路に電気的・高周波的影響が少ない
・スカート部が無いか取り外せるもの … 回路・部品を斜めから見るのに邪魔
で探してもなかなか適当なのが見付からなかったので、ジャンクのアクロマートレンズで手作りしたものです。
ついでに、安物リングケースを流用して専用ケースも手作りしました。
コンパクトデジタルカメラ(Canon S90) と組み合わせてマクロ撮影してみると
こんな感じに撮れました。
BelOMO のルーペ LP-3-10x
サイズの割に軽く、広視野高解像度高コントラストな BelOMO の LP-3-10x は
私の指に馴染んで普段使いに調度良いルーペです。
電子回路用途には鏡胴がプラスチックで安全なのと、カバーはスチールでハンダゴテにも負けないのところも嬉しいです。
ネジの緩み対策を兼ねてメタルワッシャをポリスライダにネジをチタン皿ボルトに交換してあります。
レンズのコバ面を黒色塗装したら迷光が減ってより良い感じになりました。
コンパクトデジタルカメラ(Canon S95) と組み合わせて昔のMPU(H8/330)の中身を撮影してみると
こんな感じに撮れました。
お気に入りの電卓
ヒューレットパッカードの関数電卓 HP-15C
IBM-PC/XT と 富士通 FM-8 を使って設計をしていた頃に買った、複素数計算と Solve がまともにできる当時唯一のプログラム関数電卓です。
伝送線路やフィルタの計算に重宝していました。
この頃以来逆ポーランド式の電卓を愛用するようになって、HP-32SII を買うまで現役でした。
今も自宅でちょこちょこと使われています。
2009年10月某日 、BBS上の情報が元で
20年以上前にその HP-15C を買った秋葉原の店の隣でジャンク扱いの HP-15C を入手し、
メンテナンスのついでに 3倍速改造
をして、若い友人と予備機が出来ました。
2011年12月29日に HP-15C Limited Edition が届きました。
バグや消費電流等の問題はあるもののオリジナルの100倍近く速く動作します。
キーの感触は良く薄鶯色のLCDもちょっと大人っぽく思えて結構好きになってきました。
電池だけ気にして使えば Limited Edition も結構良いかも知れません。
ヒューレットパッカードの関数電卓 HP-32SII
これも長らく愛用してた電卓です。キーパッドがいまいちですが、
使いやすくて高精度です。
HP-15C に較べると複素数やマトリクスは苦手ですが、
方程式を解くのなんかは素早くやってくれる頼もしいやつです。
作りがもう少ししっかりしてたらなぁとか、
もう少しメモリー容量が大きければなぁ、
などとちらほら思いますが、なにせ安いし 15C の 14 倍くらい
速いくせに 15C 並に低消費電力なので良いバランスかなと思います。
日本ヒューレットパッカードが電卓の扱いを止めたのと HP-32SII がカタログ落ちしたのが残念です。
何台か所持していたのに同僚に譲ったりして色違いの1台だけになっていたのですが、
先日オークションサイトでまた1台入手して予備機が出来ました。
ヒューレットパッカードの関数電卓 HP-42S
現在愛用の電卓です。前置きがちょっと長いのですが、HP-32sII じゃ出来ない事もままあるし
HP-50g も持っているけど普段持ち歩くにはでか過ぎで、
それでかねてから探してた HP-42S がヤフオクに出品されたときに高値は諦めて競り落したのがこの HP-42S です。
コンディションは割と良く、メモリーを増設して使うことにしました。
計算速度は HP-32sII の倍くらい遅いですが、期待を裏切らないというか、使えば使う程、頼もしく思えて来るすごくいい電卓です。
後で消費電力はあきらめてクロックを倍速化し
HP-32sII 並の計算速度になりました。後日、FRAMでメモリの不揮発化も行いました。
カタログ落ちする前に何台か買っておけば良かったとちょっと後悔しています。
こいつに匹敵するポケットカルキュレータ
が出て来るまで大事に使おうと思います。
*note : 新しいやつを探してた時にクラッシックとモダンの融合の様なデザインの
HP-35s が発売されて飛びついて(まとめて5台も買ってしまってた)みたら、
これが見た目は綺麗だしメモリーも豊富だけど、表示も操作性も洗練されてなくて、
複素数も中途半端だし分解/組み立てもろくにできず、
ベクトルもおまけ程度でマトリクス関係は全滅、
HEXモードは悪い冗談で論理演算も中途半端、消費電力も多いし、
それに何よりとってもバグだらけで、
使う程に信頼感が失われ失望してしまいました。次作に希望を繋ぎます。
おかげで、これを他山の石として携帯電話用に作ってる iアプリの RPN 電卓
FT-9S の
アップデートというか改良が進みました。
番外編で Thomas Okken さんの Free42 というアプリケーションも良い感じです。
バグも枯れていて実機よりも精度の良い優れものです。Skin の着せかえも楽しいです。
David & Michael の関数電卓 DM42
スイスの David と Michael による Free42 が移植された実機としての電卓です。
2017年12月28日 クリスマスを過ぎてから我が家に届きました。
プログラムも Free42互換でファイルでの受け渡しがUSB経由で可能です。
USB接続でPCからファームウェアのアップデートができます。
計算精度が34桁、計算速度が HP-42S比で約180倍または470倍(USB接続時)になっています。
画面が400x240ピクセルのSharp製メモリーLCDになっていて高コントラストです。
このLCDのお陰でスタックとAVIEWが同時に見え、またグラフのプロットも実用的になりました。
HP-42S には無い時間関係の機能なども実装されています。
電池も安くて入手しやすい CR2032 になったのもありがたいです。お陰でHP-42S に比べやや小さくて薄くなりました。筐体は金属製で丈夫ですがちょっと重い(177.5g)です。
フラッシュメモリの寿命を別にすれば、これで HP-42S の後継機が出来た気がします。
© 2000 Takayuki HOSODA.