干支は準剰余系
急ぎの仕事でこのところご無沙汰してましたが、やっと仕事納めで令和元年もあと少しとなりました。
さて、来年の干支は庚子。
干支は十干と十二支の組み合わせで出来ていて、60年で一回りとなって61年めに自分の生まれた年の干支にもどるので還暦と呼びます。
ところで、先日の信号処理技術研究会で巣鴨に行ったときに
「とげぬき地蔵(高岩寺)前のお店って本当に赤いちゃんちゃんこ売ってるのかなー?」
なんて言ってると
「売ってますよー。りゅかさんも後5年で還暦ですねー。着るんですか(笑)?」
なんて言われて他人事だと思ってたのが自分の話になるとも思わず、
「そっかー。俺にも還暦は来るのかぁ…電子技術の歴史も考えると60年って凄いなぁ…」
と感慨深く呟きつつ、
「それにしても干支も組み合わせが悪いよねー、孫氏の国のくせに10と12は互いに素じゃないから、120じゃなくて60までしか表せないよね。
古代の平均寿命から考えると60はものすごく長寿な感じなんだろうけど、種としての寿命を考えるともうちょい欲しいなぁ。
せめて9と16にしておけば144は12×12だし何かと良いのにねー。」
「でも、殷の時代の干支に南北朝時代の(孫子算経の剰余系の)話を出すのはいくらなんでも酷くない?」
「うんうん、それこそ24還暦くらい後の話だもんねー」
なんて話で、それからもう27還暦くらいたっちゃったけど、還暦みたいにくるくる回る、
コセット型アブソリュートエンコーダーの特許(特許第6083034号)をライセンスしてます。
コセット型アブソリュートエンコーダーの応用例
http://www.finetune.co.jp/~lyuka/patents/absolute_encoder/
一周りが15×32で480の「TWISTER9」がお薦めです。
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それでは皆様、また良いお年をお迎えください。
[Dec.27 2020]
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