キーパッドの調子が悪い HP 32sII の修理
細田 隆之
Feb. 13. 2008
English edition is here.
hp32sII を開ける
電池を外し、缶入りエアダスターでプリント基板上やプロセッサ近辺の埃を吹き飛ばす
プロセッサの載っているプリント基板を外して電子パーツクリーナ(KURE 3012)で清掃する
LCD のラバー(ゼブラ)コネクタとメンブレンキーパッドのフィルムコネクタ端子を慎重に清掃する
フィルムコネクタ下のキーパッドの不調の元凶である、変形したフォームラバーを露にする
幅2.5mm で厚み0.8mm の発泡ポリエチレン両面テープ(3M 4462W) を取り付ける
フィルムコネクタをセットし、もう一度埃を吹き飛ばしてからPCBを再び取り付ける
接点不良の元になる静電気で集まる埃を減らすためにアルミ箔テープをカバー裏に張り付ける
電源電流 (Ta=26°C) : V
battery
=4.51V(SR44×3), I
run
≈1.0mA, I
idle
≈120μA, I
SB
<0.1μA
V
battery
< 3.5V の時に低電圧インジケータが点灯します。
LCD がほとんど読めない 1.9V にまで V
battery
が低下した時でさえ自己診断テスト([C]+[1/χ])は誤り無しで走り続けました。
SEE ALSO
HP 42S memory upgrade and overclock
APPENDIX - Program library
Frac
- Fractional approximation
LCM/GCD
- LCM and GCD of two positive integers
μZw, μwZ
- Synthesize/Analize microstrip transmission line
EXTERNAL LINKS
Inside the HP-32SII
© 2000 Takayuki HOSODA.
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