1997年に我が家に空色のセキセイインコを1羽迎えた。
田舎で飼っていたインコに因んでピコと名づけた。
目も良く開かないヒナから育てたピコはいつでも私の肩か手のひらにいた。
ある冬の朝、私の枕元でピコが落鳥してた。
大事なものを失った悲しみにとりみだした。
(この時は)原因不明の落鳥だった
喪失感の日々の後、新たに2羽のインコを我が家に迎えた。
ライラックの花のようなリラと冬の青空のようなそら。
私の手のひらでお昼寝するのが好きだった。
差し餌からようやくひとりで餌を食べることを覚え始めたリラとそら。
いつも私の前で仲良くじゃれあっていた。
可愛らしい2羽に、先の悲しみが薄らぎ始めていた。
ある朝、鳥かごの中、水皿に浸かってリラが落鳥していた。
わけもわからず、またも訪れた不幸に途方に暮れた。
リラを近所の公園の木陰に、寒がらないように柔らかな紙に幾重にもくるんで、そっと埋葬した。
翌日、そらが苦しそうに私の手のひらに乗って来た。
その次の瞬間、身体を小さく痙攣させて動かなくなった。
保温と心臓マッサージをしたけれど。
手のひらの中でだんだんと冷たく小さくなっていった。
そして、そらのくちばしに水をあげた。
悲しみが涙に変わり終わったあと、昨日行った公園にまた行った。
いつも一緒にいたリラの隣でそらが眠れるように。
クリスマスシーズンに、街を、部屋を、美しく飾るポインセチア
私の部屋の窓際のコリウスの隣に無邪気に飾ったポインセチア
その美しい葉と戯れていた幼いインコたちはその葉っぱを食べました
その葉には猛毒のアルカロイドが含まれているとも知らずに
ピコ・リラ・そら は天国に召されていきました。
その後、我が家に来たルビーとうみにたくさんの子供が生まれました。
その子たちが若鳥になったころ、私も結婚し、今、我が家には美しい妻と10羽の青い風が舞っています。
☆21世紀の初日に孵った、まふゆとこよみとあさは戸塚のご近所に里子に行きました。
☆結婚して間も無い頃、会社のお隣さんから恒久的にお預かりしたライラック色のピーちゃんは大きくなってとても腕白で元気です。
私の手のひらで遊ぶピーちゃんは、亡くなったリラの生まれ変わりのような気がして可愛くてたまりません。
宝石のように美しい瞳のルビーは 2004/11/5 から天国在住です。
うみとルビーの娘 わかばも 2006/1/8 に母のもとに行きました。
うみとルビーの娘 まなつも 2006/7/27 に母のもとに行きました。
うみとルビーの長男 かすみも 2008/4/13 18:20 に母のもとに行きました。
うみとルビーの三男 みなみも 2009/12/19 の朝、母のもとに行きました。
うみとルビーの息子 このはも 2010/4/29 の朝、母のもとに行きました。
美しい青色のピーちゃんも 2011/3/13 の晩、みんなのもとに行きました。
ピーちゃんは大震災の翌々日、私の手のひらで看取られつつ落鳥。
心臓が一度止まった後、胸をさすってくちばしをつついたら、一度鼓動が復活。
数回ピヨピヨと弱く鳴いてこっちを見つめたまま逝きました (T_T
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